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一戸建ての賃貸って暮らしやすい?メリット、デメリット

賃貸の一戸建てでの暮らしにはどんなメリットがあるのだろう。そして、知っておきたいデメリットや注意点などは?

「一戸建ての賃貸って暮らしやすい?メリット、デメリット

持ち家か賃貸。買わずに借りる場合の賃貸一戸建てのメリット、デメリット

持ち家か賃貸。買わずに借りる場合の賃貸一戸建てのメリット、デメリット

一戸建てを「借りて」暮らす場合には、「購入して」暮らす場合とは違うメリット、デメリットがある。
大きなメリットは引越しがしやすいこと。
近くに「トラブルメーカーが住んでいた!」など、暮らし始めてからご近所トラブルがある立地だったと気づいても、引越すことで解決ができます。 でも、購入した一戸建ての場合、そう簡単には引越せません。

そのほか、賃貸は固定資産税や都市計画税、不動産取得税がかからない。また、火災保険への加入も、建物については基本的に大家さんの負担となるため、入居者が加入するのは家財部分のみの保険というケースがほとんどです。
「家賃を払い続けても自分の財産にはならない」「欲しい設備があっても勝手に変えらない」「エアコンや暖房器具が古いと光熱費がかさむ」「退去時のクリーニング代はサッシが多い分、集合住宅より高め」などといったデメリットはあるが、維持管理のためのコスト負担や住み替えの制約が少ないのが賃貸の良さです。

賃貸で一戸建てを選ぶ場合のメリット

賃貸で一戸建てを選ぶ場合のメリット

生活音が近所に響かない

マンションやアパートと比較した場合、一戸建ての大きなメリットはのびのびと子育てがしやすいことです。子育て時期で特に気になるのが子どもの『パタパタ』と走り回る足音。ソファやテーブルからジャンプした時の『ドンッ』という音にヒヤっとする親御さんも多いはず。
子どもの泣き声や足音、テレビや楽器の音、深夜のシャワーや洗濯、掃除機の音、ドアや雨戸の開閉音など、集合住宅では自分の出す音が気になるし、隣接する住戸からの騒音に困ることもあります。一戸建てなら極端に大きな音でなければ生活音は気にならず、のびのびと生活がしやすい。一戸建て感覚で暮らせるテラスハウスも、隣家とつながっているため足音は響きます。 しかし、一戸建てなら上下階や隣に振動が伝わることがなく、泣き声などの声も窓を開けていなければそれほど気にしなくて済みます。

駐車場代がかからない

その他にも駐車場付きの賃貸一戸建てなら、毎月の駐車場代がかからないケースが多い。敷地の広い郊外では2台分の駐車スペースがある物件も。

開放感がある

多方向に窓があり、採光や通風が確保しやすいのが一戸建ての良く、開放感あふれる暮らしが叶います。

賃貸で一戸建てを選ぶ場合のデメリット

賃貸で一戸建てを選ぶ場合のデメリット

古い物件の場合、冬は寒いことがある

最近の住宅は気密性、断熱性が進化しているが、古い物件では断熱材が十分に入っていなかったり、隙間があって冷たい風が入ってきたりします。そのため、冬の暖房費がかさむことも考えられます。ガス暖房で、プロパンガスの場合は、都市ガスに比べて料金が高くなることがあるので(ガス会社や物件によって異なる)断熱性能は実際に住んでみないとなかなかわからないが、物件探しの際に、二重窓や複層ガラスなど断熱性の高い窓が採用されているかが、家の性能全体に配慮しているかの目安にもなるのでチェックしておきましょう。

防犯対策を自分で考える必要がある

オートロックや防犯カメラなど、建物全体でセキュリティ対策がされていることが多いマンションに比べると、一戸建ては、玄関や窓など外と接している開口部が多く、セキュリティに自分で気を使う必要があります。

庭や外構の手入れが大変

庭の雑草を取ったり、外構を掃除したり、一戸建ての場合は家の中だけでなく、外まわりの手入れも必要になります。