空き家の定義
1 年以上住んでいない、または使われていない家を「空き家」と定義しています。判断基準としては、人の出入りや、電気・ガス・水道の使用状況、物件の管理状況、所有者の利用実績などが挙げられます。
また、下のの条件のいずれかに該当すると「特定空家等」に認定される場合があり、指導を受けたにも関わらず改善されていないと国から勧告を受けることがあります。
特定空家等認定条件
- 倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態
- 著しく衛生上有害となるおそれのある状態
- 適切な管理が行われていないことにより著しく景観を損なっている状態
- その他周辺の生活環境の保全を図るために 放置することが不適切である状態
空き家の種類
空き家には「賃貸用または売却用の住宅」と「二次的住宅」と「その他の住宅」があります。
「賃貸用または売却用の住宅」は新築・中古を問わず、賃貸又は売却のために空き家になっている住宅です。不動産会社等が販売、賃貸、管理する空き家は、宅地建物取引業者等により適切に管理されていると考えられるため、「空き家」ではなく「空き物件」であり問題視されません。
「二次的住宅」は「別荘(週末や休暇時に避暑・避寒・保養などの目的で使用される住宅で、普段は人が住んでいない住宅)」及び「その他住宅(普段住んでいる住宅とは別に、残業で遅くなったときに寝泊りするなど、たまに寝泊りしている人がいる住宅)」のことで、定期的に管理されていることが想定されるため大きな問題はありません。
「その他の住宅」は上記2つ以外で人が住んでいない住宅。例えば転勤・入院などのために居住世帯が長期にわたって不在の住宅、相続によって受け継いだものの利用する人がおらず長期的に放置されている家、倉庫など。この空き家が近年大きな問題になっています。
空き家の活用方法
空き家の活用方法はどのような方法があるでしょうか?
まず方法としては建物自体が利用出来る場合の空き家は建物を転用して貸出することも出来ます。
または老朽化が激しい場合は解体して駐車場や貸農園、自動販売機設置スペースなどに貸出することや更地にして売却することも出来ます。
費用をかけずに売却したい場合は中古住宅・古家付き土地として売却も可能です。